あづみ野やおよろずのロゴに込めた想い|安曇野の自然・水・循環を象徴する物語
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安曇野の風景を一つの「しるし」に込める
ブランドのロゴには、その思想や哲学が現れます。
「あづみ野やおよろず」のロゴは、“安曇野という土地そのもの”を映し出したいという想いが込められています。
北アルプスから流れ出す水、雫。
四季を映す田園。
人々が守り継いできた堰(せぎ)と暮らし。
龍神伝説や道祖神に宿る祈り。
そして、小さな挑戦が次の誰かの勇気になっていく循環。
それらを、一つの象徴として表現したものが、このロゴです。
「八百万(やおよろず)」の思想を、現代の暮らしへ
「あづみ野やおよろず」の“やおよろず”という名前は、日本古来の「八百万(やおよろず)の神」の思想から着想を得ています。
山にも、水にも、草花にも。
小さくてもひとつひとつの営みに、目に見えない命が宿る。
安曇野には、そうしたアニミズム的な感性が今も自然に息づいています。
道祖神が集落を見守り、湧水が暮らしを支え、四季が田園の色を変えていく。
安曇野では、人は自然を敬い、共に生きてきました。
「あづみ野やおよろず」は、こうした安曇野の成立ちに想いを馳せ、
“人と自然、人と人がつながる場”でありたいと考えます。
ロゴに描かれた「安曇野の循環」
北アルプスと雪解け水
ロゴ中央の山は、北アルプスの表銀座を象徴する常念岳をイメージしています。
冬に降り積もった雪は、年月をかけて地下へ浸透し、湧水となって安曇野に現れます。
梓川や高瀬川などの河川や堰は大地を潤し、人々の暮らしを支えてきました。
それが安曇野の地で湧水と合流する。
ロゴの輪郭は「水の旅路」を象徴し、合流して「雫」となって潤します。
幾重にも重なる線が示すもの
幾重にも重なる曲線は、安曇野の田園風景を形づくる水路や水田を表現しています。
安曇野には、先人たちが築いた縦堰・横堰と呼ばれる用水網が張り巡らされ、
豊かな農業を支えています。
「自然を利用する」というより、“自然と共創する”知恵があります。
ロゴに込めた線は、人と自然が積み重ねてきた時間そのものをもイメージしています。
龍神伝説と「八」の象徴
ロゴ上部には、龍と稲穂が描いています。
~ 安曇野に伝わる「八面大王」や「泉小太郎」といった龍神伝説
~ “八”=やおよろずの象徴
~ 豊かさの象徴である稲穂
古来より、水は命を支える神聖な存在です。今も変わりません。
安曇野では水と信仰が深く結びついています。
龍は、この土地に流れる“見えない命の気配”を象徴しています。
蕎麦の花とオオルリシジミ
ロゴの中には、安曇野を象徴する「蕎麦の花」と、絶滅危惧種として
知られる「オオルリシジミ」も描かれています。
蕎麦は、白い花の風景。
水音とともに味わう時間、人を迎え入れる“もてなし”の文化を示します。
五感の記憶まで含めて、安曇野らしさを象徴する存在として位置付けました。
オオルリシジミは、豊かな里山環境が残されている証です。
里山で人が暮らし、自然環境が共存してきたからこそ、生き残ることができた命。
その小さな存在も「やおよろず」が守り、未来へつないでいきたい風景の一つです。
グラデーションに込めた「四季の呼吸」
ロゴ全体に広がる淡いグラデーションは、安曇野の四季を表現しています。
朝の東空の曙。春霞。初夏の虹。冬の朝焼け“モルゲンロート”。澄み渡る秋空。
安曇野は、時間によって、また季節・天気によってまったく違う表情を見せます。
人を寄せ付けない険しいときもあります。
その一瞬一瞬の空気感まで感じてもらいたい。
そんな想いから、この柔らかな色彩が生まれました。
ロゴが目指すものは「再生の循環」
「あづみ野やおよろず」が目指しているもの。
人が元気を取り戻し、 挑戦が生まれ、 その挑戦がまた地域を豊かにしていく。
そんな“再生の循環”を育てたい。
EC事業。 創業支援。 コミュニティ。女性や小規模事業者への伴走支援。
これらは、「地域の小さな物語を未来へつなぐ」という一つの想いでつながっています。
安曇野の小さな物語を、あなたの暮らしへ
安曇野で生まれる小さな挑戦。手しごと。人の想い。自然との関係性。
積み重なりながら、少しずつ育っていく“循環”。
「懐かしい」「少し呼吸が深くなる」そんな感覚でロゴを見ていただけたなら。
そこにはきっと安曇野の風土が静かに息づいています。
・【コラム】「やおよろず」とは何か。